仏像にハマるアラサー女子

仏像にハマるアラサー女子

私の父は、もうサブカル好きのアングラマニアです。
父に溺愛されている私はもちろんサブカルの英才教育を受けて育ちました。
サブカルチャーは嫌いではありませんが、生活する上で所狭しとその存在が溢れているので、
それが普通という感覚ですらあります。
やはり、サブカル界のプリンスと言えばみうらじゅんさんですが、
彼の著作の中でも唯一理解できなかったのが仏像でした。
みうらじゅんさんが見つけるゆるキャラやムカ絵馬やらなんやら、
マイブームという言葉さえ素直に入ってきたのに仏像だけはずーっとつっかえていたのです。
所詮サブカルですから、好きなものは好き、興味が湧かないものはそのままそっとしておけばいいので、
ずーっとその手の本には手を出さずに数年が経過、まさかの29歳になって謎の仏像欲が湧いたのです。
キッカケは仏様のような心でいたいという単純な希望でした。
仕事で、家で、なにかって言うとイライラして、イライラすることに疲れもう頭の中は乱れ学級崩壊状態でした。
そんな中で、もう何にもとらわれなければ平穏な心でいられると気づき、
それってつまり悟りを開くってことなんじゃ、と目指すは仏様!となんだかよくわからない方程式が出来上がり、
いつの間にかGoogleで仏様の画像検索までしていたのです。
やはり一番ドキドキするのは広隆寺の弥勒菩薩半跏像ですね。

昔高校時代の恩師がこの弥勒菩薩半跏像を見ると、抱きしめたくなる衝動に駆られると発言し、
元々変わっていた先生でしたがますます気味悪がられていたのを思い出します。
今では嫌なぐらいその気持ちがわかってしまうのがなんとも言えません。
まだこんな風に仏像に興味を持ってからは京都旅行が出来ていないので、
同じくしてアラサーで仏像に魅せられてしまった友達と伺おうと思います。